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随想2 とにかく時の経過が速く

とにかく時の経過が速く、驚く。この前12月1日だったはずがもう半分が過ぎたとか言う意味でもそうだし、そんなことを言ったらこの前まで4月だったのだが、という意味でも早いのだが、最近自分で思うのは、小単位の時間ですら速いということだ。自己管理を進めるためにTickTimeという装置やTogglという計測アプリをここのところ使用しているのだが、たとえば15分という単位が一瞬で過ぎる。3分や5分が一瞬なのはまだわかるのだが、15分が一瞬で過ぎるのだ。それだけ業務に「追われて」いるということだが、実に驚く。ジャネの法則に科学的裏付けがあるかは知らないが、こんな調子では老人になったら本当に一日が一瞬で過ぎてしまうかのようになるだろう。TickTimeは使いやすくてよい。Togglも使いやすいが、あまりにも細かく記録しようとして雁字搦めになってしまうという問題がある。しかし細かくしないと意味がない。按配を見極ねばならない。

 

風邪は多少良くなかったが代わりに右足のふくらはぎを負傷した。寝ているときに変な力の入れ方をしたらしい。頑張ってもの作りをしているがどうしても手が回らない作家がでてきてしまって本当に申し訳なく思っている。今すぐにでも連絡すべきだがそのために必要な準備が終わっておらず、すぐに着手できないので後ろに回る。ようやくできそうだが、その度に緊急の仕事が差し込まれどんどん身動きが取れなくなる。一見シャットダウンできる仕事に見えてそうでもない。人はプロ意識があるようでなく、すべき露出を十分に行わないから訴求が少ない。本当のトップはやはりそこが違うのだが、俺の頭がもう少し戦略的に良ければああしろこうしろと角を立てずに説得するのに、足らず足らずで無念である。人を説得するのは面倒くさい。それもこれも、自分が主体的に動いているからではなく、追いかけられているからである。しかし、主体的になろう、と思えばなれるものではない。想定外の体調不良や事故があるとギリギリのスケジュールは簡単に壊れる。それに限らずすくなくとも自分にとっては行動の摩擦係数が大きすぎる。摩擦係数を戦術的に対処していても限界が来るのは自明で、戦略的に対処しなければ大きな改善は見込めない。わかっては、いるのだが。