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随想28

あまりにも世界がひどいので絶望している。絶望するまで傷ついていることにしばらく気づいていなかったが、一日が経過するにつれて、先行的に病んでいく体を受け入れざるを得ず、事実としてそのようになった。もちろんそのような世界の有り様とは独立に自分の生活や労働が立ち行かないことによる病みにやられていることが本質だと思うのだが、疼痛のような神経痛もひどく、本当に堪える。そちらが上手く行っていれば、もしくは、それよりも前の過労が持ち越されていなければあるいはここまで窶れることにもならなかっただろうとは思うのだが。本当に困ったものだ。免疫力というのはこういう類のものであろうなとつくづく思う。窶れていても、ただ喰い物にされるだけだというのに。